東北森林管理局は、青森、秋田両県に計45台の監視カメラを設置し、白神山地世界遺産地域への生息範囲拡大が懸念されているニホンジカのモニタリング体制を強化する方針を明らかにしました。
このまま生息域が拡大した場合、希少植物や木の若芽、樹皮などが食害にあい、生態系が壊される恐れがあるそうです。
収集した映像により、シカ侵入防止の具体策や、効果的な捕獲手法などの検討を行うのだとか。
防犯以外でも活躍する防犯カメラ。
映像を残すという強みは様々な場面で活かされています。
岩手県北上市のコンビニエンスストアで3月30日に強盗事件が発生し、犯人は現金6万数千円を奪って逃走しました。
その後、防犯カメラの記録を調査していた県警が4月8日に画像を公開。
犯人の元勤務先関係者からの情報により、4月13日に容疑者が逮捕されました。
証拠画像の効果はやはり大きいものですね。
「最新でも危険、「IE」の使用控えて…米で警告」このニュース↓
https://www.yomiuri.co.jp/it/20140429-OYT1T50059.html?from=ytop_ylist
愛用していましたが、早速別ブラウザー使用することに。
皆さんもお気をつけください。
東京都港区の書店で男性が刺された事件で、容疑者の女性が逮捕されました。
書店の防犯カメラ映像を警察専用カメラ付き携帯電話「ピーフォン」で撮影、配信された画像を見た警ら隊員が容疑者を発見したそうです。
情報のリアルタイム伝達の効果は大きなものです。
撮影した画像を本庁を通じて配信し、共有できる「ピーフォン」。
今後の活躍にも期待したいです。
2015年に予定されている北陸新幹線富山・金沢開業後に向けて、防犯面の強化も検討されています。
これは、増加が予測される広域犯罪、街頭犯罪に向けたもので、県警は防犯カメラの設置を大々的に推進しているそうです。
その一方で、録画データの取り扱い、プライバシー保護などを懸念する声もあがっているのだとか。
…
監視、録画とプライバシー保護は切り離せません。
ですが、今回は趣味、興味による撮影の話ではありません。
防犯目的での撮影とプライバシー保護、より大切なものを守れるのはどちらでしょうか。
両立が難しい以上、取捨選択が必要です。
誰しも、普段の生活を撮影されるのは気持ちいいものではありません。
しかし、何かあった時に、防犯カメラの映像にどれほどの効果を期待できるか知ることで、また考え方が変わってくる場合もあるのではないでしょうか。