インターネットを利用して、離れた場所から映像を監視。
現在販売されている防犯システムには、ほとんどネットワーク機能があります。
インターネットを利用して、離れた場所からスマートフォンやパソコンを使って
防犯カメラの映像を見ることができるというのが、ネットワーク機能の醍醐味です。
※NTPサーバーに接続し、時計を自動調整できる機能も防犯管理上重要なものですが、
今回は割愛します。
… 一般的な機器では、録画機がネットワーク機能を持っており、接続されたカメラの
映像を管理者様に公開します。 管理者様は、インターネットを経由して録画機に
アクセスし、カメラの映像を見ることになります。
[カメラ] - [録画機] - [インターネット] - [管理者様]
簡単に説明すると、上記のような環境になっています。
カメラ映像を見る場合、IPアドレスを指定して録画機に接続するのですが、
使用するIPアドレスが2種類あることを知っておいてください。
・カメラ設置場所のネットワーク ローカルIPアドレス(例:192.168.10.1)
管理者様のルールで作ったIPアドレスで、一般的に 192.168 で始まるものです。
・その他の場所のネットワーク グローバルIPアドレス 世界規模で定められているIPアドレスで、
最大3桁が4つ並びます。世界に1つしかないアドレスです。
カメラ設置場所のネットワークに接続している場合は、ローカルIPアドレスで接続します。
出先のネットワークからはグローバルIPアドレスで接続します。 このようにIPアドレスを
使い分けないと、映像が表示されない場合があります。
では、カメラ設置場所のネットワークでスマホのWiFiがONのとき、OFFの時では
どう変わってくるでしょうか。 また、ネットワークの設定が問題なくできていて、
外部からアクセスできるようになっているか、その場で試すにはどうすれば良いのでしょうか。
今後、さらに様々な分野で活躍する機能です。 この機会に、その入り口に立ってみてください。